窓からの日射しが強い。カーテンを閉めると部屋が暗い。クーラーの効きが悪い……。夏場になるとどうしても“暑さ”の問題が付いてまわります。そんな時、使用するガラスフィルムにもよりますが、遮熱フィルムを貼ると窓際の温度を最大5〜6℃下げる事が可能です。

 

クーラーによる電気代を抑え、過ごしやすい空間を演出

 

窓から入る光と熱を遮熱フィルムでカットする事により、クーラーの設定温度も必要以上に上げる必要がなくなるので、必然と省エネ効果も期待できます。また、フィルムの種類にもよりますが、採光は明るいままですので、これまでカーテンやブラインドで太陽光を避けていた方も明るい部屋で快適に過ごすことができます。

暑さ軽減効果(温度の低減)

実際の建物での暑さ軽減効果を検証。測定の結果、Nano70Sフィルムの貼付により、机の表面温度を約15℃、体感温度(グローブ温度)を約6℃低下させることが実証されております。

窓ガラスに遮熱フィルムを貼れば、同時に紫外線を99%カットするので室内内装の日焼け・色あせ対策になり、地震などの災害時にはガラスが割れても飛び散る心配を低減する飛散防止性能を併せ持つので防災(BCP)対策にもなります。

 

遮熱フィルムを貼る上で注意しなければならないのは、熱割れです。
ガラスが直射日光を受けると、日射熱によってあたためられた部分が膨張します。
一方、ガラス周辺のサッシに埋め込められた部分や影の部分はあまり温度が上昇しません。
あたためられた部分がしだいに膨張していくのに対し、周辺部や影の部分にはあまり変化がないので、周辺部付近に引張応力が発生します。そのガラスのエッジ部の許容強度を越える引張応力が発生すると熱割れが起こります。

ガラスの種類や熱割れ計算の結果によっては、お選びになったフィルムがご希望に添えない事もございますので、ご了承下さい。FILM COMFORTでは現地調査の際に必ず熱割れ計算を行ない、熱割れの危険がある案件に関しては全てお断りしていますのでご安心ください。